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鳥巣愛佳のブログ

エアロビクス・ダンスインストラクターの鳥巣愛佳のブログ。エアロビクス界のイノベーターになるために日々精進していきます。

恩返しなんてあたり前だから外へ出て成長してこい。恩返し言いがち人間に伝えたいこと

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「恩返し」という言葉、私は大好きでした。

その言葉を励みにしていつも前だけ向いていた自分は、素直で美しかったと思います。

 

先輩や後輩、上司と部下、先生や生徒などの間柄で「教育する・される」というパワー関係から師弟関係が生まれてきますが、

この「恩返し」はその師弟関係のもとよく使われますよね。

 

恩返し言いがち人間だった私に足りなかったこと

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恩返し言いがち人間のエアロビのお姉さんには、師匠と呼べる大人がいます。

長い付き合いも短い付き合いの師匠もいますが、今もずっと心身共に学び・経験を積ませて頂いています。

 

5年前に上京した時、1人でエアロビックの練習をしていた私のモチベーションの源泉は「成長した姿で地元の人たちや先生に恩返ししたい」でした。

恩返しのために頑張る自分は端からみると、とてもキラキラしていたでしょう。

 

若いからこその素直な感情だし、そのような自分に後悔していることはないです。

あの頃の自分のことは今でも好きです。笑

 

しかしそんな自分に足りなかったのは「視野の広さ」でした。

 

まっすぐに恩返しのために突き進んでいた私は、他の価値観の吸収力は今ほどなかったです。

 

恩返しのための世界観に捉われて、その人たちが喜びそうな行動を必然的に選んでいました。

そのため自分が何のために踊っているのかも考えたことはなかったです。

(就活の時とか自己分析カスすぎました)

 

それをようやく考え始めたのは競技引退の歳(22歳)くらいかな。

 

恩返しだけをモチベーションにしていると思考停止していたような気がします。

 

恩返しは何のためにするの?

そもそも恩返しって何のためにしているんですかね。

 

一般的にはお世話になったから・育ててもらったからその価値を返していくためでしょう。

 

ちょっと人間味のないことを言いますが、

ほとんどの場合、師弟関係においての価値交換はすでに行われています。

例外は歌舞伎などの芸能の家系的な師弟関係ね。

 

会社の先輩後輩は「人材育成費」として会社から費用として計上されていますし、習い事は「レッスン費用」、学校教育なら「学費・税金」など

なんらかの形で対価を支払ったから教育を受けられ、その師弟関係が生まれているのです。

 

つまりお金だけで考えると価値の交換は済んでいるので、恩返しという考え方は必要十分条件ではありません。

 

恩返しは価値交換から溢れた気持ちを返すこと

それでも恩返しと言いがちなのは、やはりその対価では表せない部分を感じているからでしょう。

図解してみるとこんな感じ。

 

 

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この溢れた感謝とも言える感情があることが、恩返しの前提なんですね。

それを返すから恩返し。

 

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そしてこの感情ループがぐるぐる回っていくのがいい師弟関係と呼べるのでしょう。

嬉しいとかやりがいとかやる気とか、シナジー効果が生まれてきます。

 

師匠は恩返しを求めているのか

私の運動指導者としての経験は実質的には4年経ちましたが、この恩返しの発想はいらないと思っています。

 

そもそも指導することに関して見返りを求めていないですし、もしあったら嬉しい、泣いちゃうって感じ。笑

 

習いごとの先生としての立場もあったのでしょうが、

誰かの成長にほんの一瞬でも携われることって貴重で神秘で美しいものなんです。

 

私はその人たちと過ごせていること自体が宝ですし、

恩返しなんて思わなくていいから、その時間を楽しむなり、知識を増やしてくれてもいいし、次のステップにするでもいいし....

とにかく長期的にみてその人のためになってくれればいいんです。

 

それなのに恩返しって思われるのは重いくらいですね。

そんなの気にしなくていいから、私は会えてるだけで幸せなんだから、どうかあなたの人生を楽しんで下さいって思っちゃう。

 

もちろんそう思って頂けるのは死ぬほど嬉しいです。

でも私はやっぱり謙遜しちゃうな。

それは経験が薄いから慣れてないだけと言われたらそこまでですが。笑

 

師匠越えは一生ありえないから諦めろ

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よく「師匠越え」なんて言葉がありますが、そんなの有り得ないです。

結果だけならそう見えることもあるかもしれませんが、師匠も自分と同じ時を刻んで成長しているでしょう。

同じ分野かもしれないし、違う分野かもしれない。

少なくとも人生経験分の知識は、どんなに頑張っても追いつきません。

 

結果だけ超えたとしても、その時その期間出会えたタイミング、響いた言葉はその恩師であったからです。

 

恩返しなんてできっこないから外へでろ

恩返し言いがちだけど、そういって返せてることってほぼないんじゃないかな。

 

だから私は恩返しすることを諦めます。

一生尽くしても返せないほどの愛情をもらってるから、

それをしっかり受け止めて自分が成長していくことが、自分と相手のためだと思っています。

だれかのためじゃなくて自分のためです。

 

まだ拙い経験だけど、師匠とは違う分野の視点を持っておいた方が、師匠のためになっている気がする感じもします。(なんか偉そうに聞こえるな)

 

師匠と自分が生きている世界が違うからこそ、信頼関係があればシナジーは生まれるものです。

恩返しなんて思うのはあたり前だから、外へガンガンでましょう。

 

 

らぶゆーー!!!